かなまら祭りに行ってきた

祭りでらぱんげッ!!
川崎の奇祭『かなまら祭り』に行ってきました!!
『かなまら祭』とは
江戸時代、川崎宿の飯盛女達の
願掛けから端を発したこのお祭りは
現在では商売繁盛、子孫繁栄(子授け)、
安産、縁結び、夫婦和合などの
御利益があると伝えられます。
外国人からは”歌麿フェスティバル”と
称して親しまれ、奇祭として
国際的にも知られています。
(ポスターより)
ようするに男根崇拝系のお祭りで、
何やら男根そのものの形をした御輿を担いで
『デッカイマーラッ!!』と言いながら練り歩くらしい。
しかも担ぎ手はみんなニューハーフ!!
それは完全に後付設定だろと思いたくなるこのお祭り。
川崎大師の超近くでこんな奇祭が本当に行われているのだろうか?
国際的に有名とは本当なのか!?
こいつは一度確かめにいかねばなるまい!!
どうも10時くらいから始まるようなので、
気合い入れて早起きだ、オヤスミ!!
起床時間は13時、完全に寝坊したッ!!
目覚ましかけたつもりだったのだが、
完全に後の祭りッ!!
また確認に行くのは来年にしようかと思ったが、
アフターフェスティバルだけでも見ておこうと思い出発。
川崎大師駅に到着。
帰り道である反対側のホームには人が大勢いる。
一緒に降りた近くの青年が電話で、
「ウッソッ!?終わったのマジかよ!!」
と話していた。
きっと、別のイベントだろう。
そうに違い無い。
駅前商店街到着。

完全に後の祭り。
なんにもやってねぇ!!
おまけにいつも通り詳細な場所を調べていないので、
いったいどこで行われているのか不明。
とりあえず川崎大師に行ってみる。
川崎大師仲店では、
『だるま』や『とんとこ飴切り』などを売っている。

ごく普通だ。
『もう祭りは終わったのか…
こうなったら川崎大師でお参りして帰ろうか…。』
とりあえずこの敗北感を誰かに告げようと、
友人コマンダーコーディーに連絡。
「かなまら祭という謎の祭りが行われてるんですけど、
寝坊して完全に終わってしまったようなんです。」
「はぁ、かなまら祭ですか?」
「男根崇拝系の祭りなんですよ。」
「男根崇拝!?
ちょっとネットで調べてみますよ。
・・・。
若宮八幡宮って所でやってるこの祭り?」
若宮八幡宮?
川崎大師ではなかったのか!?
せめて若宮八幡宮までは行こう。
川崎大師においてある周辺地図の看板で場所をチェックして向かう。
果たして本当に行われているのだろうか?
今年は4月1日だしエイプリルフールだったのだろうか。
そんな思いにかられつつ歩いていると、
なにやら人だかりが・・・。

あった!
地域密着型の小さな神社だが大勢の人で賑わっている。
まだアフターフェスティバルの真っ最中だった!!
それに海外の方が沢山いるのは何故!?
海外の『世界まる見え!テレビ特捜部』的番組で、
大々的にとりあげられているのだろうか?
この祭りの為だけに日本に来たとは思えないが、
偶然遭遇するとはもっと思えない!!
なんにせよかなまら祭は地域住民はもちろんの事、

海外観光客、

ニューハーフで大変賑わっていた。
中心の小さな広場で「スタンドバイミー」を演奏しているバンドがいた。
海外の方を含めて踊っていて盛り上がっている。
こういった祭りでは演歌とか民謡を歌っているものかと思っていたが、
異様にピースフルだ。
御輿は終わってしまったようだが、
しまう前に一目御輿がみれないだろうか。

フラフラ探していると
倉庫の前にはっぴ姿の人が何かをかたしている。
ま・・・まさか!!
ちょっとまったぁ!!

御輿があった。
予想以上にデッカイマーラ。
かたされる寸前、ギリギリセーフだ。
どうやらこの御輿はエリザベス御輿というらしい。
エリザベス会館という女装倶楽部が寄贈したもので、
担ぎ手もエリザベス会館のニューハーフの方々が担ぐという。
この御輿を担いで今まで歩いた商店街を練り歩くとは、
にわかに信じがたい。
だって、さっき通ってきた普通の道ですよ!!
祭りじゃなかったらポリス沙汰になってもおかしくない形!!
他にも、かなまら祭では謎の
珍アイテムが沢山おいてあった。
『幸福の木彫り像』

『私しを触って下さい 幸福がおとづれます』
なにやらこれに触ると幸福がおとづれるようだ。
神社にはよくあるタイプの御神体ですね。

でも・・・これは無理だろッ!!
『福徳利』

一個500円、三個買うと1000円と大変お買い得!
これにお酒をいれて飲むと幸福が訪れるかも!!
徳利のそばに謎の裸体写真がおいてあった。
祭りの方向性もあって非常におおらかだ。
この徳利と写真との関連性については黙秘したい。
『ダッシュボードディッキー』

『そのフラフラした態度がムカつくの!!』
と書いてある謎の置物。
車のダッシュボードにおいて、
フラフラさせながら爆走するのだろうか。

検問でつかまったら気まずそうだ。
『エロ浮世絵』

ウタマロフェスティバルと呼ばれる由縁かも知れないエロ浮世絵。
この画像を乗せた故に、
FC2からアダルトサイト扱いされないか心配だ。
ちなみにウタマロとは、
江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿という
葛飾北斎と並び国際的に知られる浮世絵師。
それまで全身でかかれていた美人画を、
バストアップで描くという構図を確立した。
作品の対象になったのは遊女、花魁等が多い。
(ウィキペディアより)
『あめ細工』

入り口付近にあめ細工職人の出店があった。
職人が目の前で飴を作ってくれる。
匠の技を目の前で見ることができるとは!!
・・・ん?
看板に何かかいてある。

流石かなまら祭りだ。
作ってくれるのはこの二つだけらしい。
『授かり飴』

子宝に恵まれる飴。
形はもちろんかなまら様。
カラフルなのもあるよ!!
『扇』

これから暑くなってくる季節にも、
この扇があればいつでも涼しい風が!!
風はおくれるが気分はよくないだろ!!
あまりにも凶悪な形なので注意。
他にもいたる所に、
かなまら様のトレードマークがおいてある。



手加減一切無し!!
こんな若宮八幡宮ですが、
隣は小学校で避難場所にも指定されています。

ちゃんと役にたってるね!!
すごいぜかなまら様!
しかしこんなかなまら祭ですが、
伊達や酔狂で祭っているわけじゃないんですよ!
江戸時代に川崎宿の飯盛女達が願掛け(性病除け)を行ったことに端を発し、
商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合
の御利益があるといわれる。
飯盛女というのはようするに遊女で、
法の取り締まりの目をごまかすためにこの名前になったそうな。
わかりやすく言うと、
「お前達!何かエロい事やってるな!」
「いや違うッスよ。御飯よそってるだけですって!」
という逃げ手段らしい。
さらにエイズが蔓延するようになってからはエイズ除けの祭として
国際的に知られるようになり、
多数の観光客が訪れるようになったそうな。
来ている人々をみていると非常に盛り上がっていて、
とても愛されている祭りでした。
とってもピースフル!!
神輿を見ることができなかったのは残念なので、
来年はちゃんと朝から行こうと思います。
ではぐっばいらぱんげ!!
おまけ。
近くにあった、謎のやきとり屋『パンダ』。

絵心とネーミングセンスは一切無いが、
よく焼き鳥が売れていました。
☆『参考サイト』----------------------------------------------------
『若宮八幡宮』
http://tomuraya.co.jp/wakamiya.htm
『日本列島珍紀行』
http://j-bspot.info/kanagawa01.htm
詳細なかなまら祭のレポートがのってます。
本当に朝からいっていればよかったと思ったw
『かなまら祭りの様子』
かなまら祭07
エリザベス神輿
掛け声は
デッカイマーラッ!! マラッマラッ!!
デッカイマーラッ!! デッカイデッカイッ!!
『かなまら祭』とは
江戸時代、川崎宿の飯盛女達の
願掛けから端を発したこのお祭りは
現在では商売繁盛、子孫繁栄(子授け)、
安産、縁結び、夫婦和合などの
御利益があると伝えられます。
外国人からは”歌麿フェスティバル”と
称して親しまれ、奇祭として
国際的にも知られています。
(ポスターより)
ようするに男根崇拝系のお祭りで、
何やら男根そのものの形をした御輿を担いで
『デッカイマーラッ!!』と言いながら練り歩くらしい。
しかも担ぎ手はみんなニューハーフ!!
それは完全に後付設定だろと思いたくなるこのお祭り。
川崎大師の超近くでこんな奇祭が本当に行われているのだろうか?
国際的に有名とは本当なのか!?
こいつは一度確かめにいかねばなるまい!!
どうも10時くらいから始まるようなので、
気合い入れて早起きだ、オヤスミ!!
起床時間は13時、完全に寝坊したッ!!
目覚ましかけたつもりだったのだが、
完全に後の祭りッ!!
また確認に行くのは来年にしようかと思ったが、
アフターフェスティバルだけでも見ておこうと思い出発。
川崎大師駅に到着。
帰り道である反対側のホームには人が大勢いる。
一緒に降りた近くの青年が電話で、
「ウッソッ!?終わったのマジかよ!!」
と話していた。
きっと、別のイベントだろう。
そうに違い無い。
駅前商店街到着。

完全に後の祭り。
なんにもやってねぇ!!
おまけにいつも通り詳細な場所を調べていないので、
いったいどこで行われているのか不明。
とりあえず川崎大師に行ってみる。
川崎大師仲店では、
『だるま』や『とんとこ飴切り』などを売っている。

ごく普通だ。
『もう祭りは終わったのか…
こうなったら川崎大師でお参りして帰ろうか…。』
とりあえずこの敗北感を誰かに告げようと、
友人コマンダーコーディーに連絡。
「かなまら祭という謎の祭りが行われてるんですけど、
寝坊して完全に終わってしまったようなんです。」
「はぁ、かなまら祭ですか?」
「男根崇拝系の祭りなんですよ。」
「男根崇拝!?
ちょっとネットで調べてみますよ。
・・・。
若宮八幡宮って所でやってるこの祭り?」
若宮八幡宮?
川崎大師ではなかったのか!?
せめて若宮八幡宮までは行こう。
川崎大師においてある周辺地図の看板で場所をチェックして向かう。
果たして本当に行われているのだろうか?
今年は4月1日だしエイプリルフールだったのだろうか。
そんな思いにかられつつ歩いていると、
なにやら人だかりが・・・。

あった!
地域密着型の小さな神社だが大勢の人で賑わっている。
まだアフターフェスティバルの真っ最中だった!!
それに海外の方が沢山いるのは何故!?
海外の『世界まる見え!テレビ特捜部』的番組で、
大々的にとりあげられているのだろうか?
この祭りの為だけに日本に来たとは思えないが、
偶然遭遇するとはもっと思えない!!
なんにせよかなまら祭は地域住民はもちろんの事、

海外観光客、

ニューハーフで大変賑わっていた。
中心の小さな広場で「スタンドバイミー」を演奏しているバンドがいた。
海外の方を含めて踊っていて盛り上がっている。
こういった祭りでは演歌とか民謡を歌っているものかと思っていたが、
異様にピースフルだ。
御輿は終わってしまったようだが、
しまう前に一目御輿がみれないだろうか。

フラフラ探していると
倉庫の前にはっぴ姿の人が何かをかたしている。
ま・・・まさか!!
ちょっとまったぁ!!

御輿があった。
予想以上にデッカイマーラ。
かたされる寸前、ギリギリセーフだ。
どうやらこの御輿はエリザベス御輿というらしい。
エリザベス会館という女装倶楽部が寄贈したもので、
担ぎ手もエリザベス会館のニューハーフの方々が担ぐという。
この御輿を担いで今まで歩いた商店街を練り歩くとは、
にわかに信じがたい。
だって、さっき通ってきた普通の道ですよ!!
祭りじゃなかったらポリス沙汰になってもおかしくない形!!
他にも、かなまら祭では謎の
珍アイテムが沢山おいてあった。
『幸福の木彫り像』

『私しを触って下さい 幸福がおとづれます』
なにやらこれに触ると幸福がおとづれるようだ。
神社にはよくあるタイプの御神体ですね。

でも・・・これは無理だろッ!!
『福徳利』

一個500円、三個買うと1000円と大変お買い得!
これにお酒をいれて飲むと幸福が訪れるかも!!
徳利のそばに謎の裸体写真がおいてあった。
祭りの方向性もあって非常におおらかだ。
この徳利と写真との関連性については黙秘したい。
『ダッシュボードディッキー』

『そのフラフラした態度がムカつくの!!』
と書いてある謎の置物。
車のダッシュボードにおいて、
フラフラさせながら爆走するのだろうか。

検問でつかまったら気まずそうだ。
『エロ浮世絵』

ウタマロフェスティバルと呼ばれる由縁かも知れないエロ浮世絵。
この画像を乗せた故に、
FC2からアダルトサイト扱いされないか心配だ。
ちなみにウタマロとは、
江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿という
葛飾北斎と並び国際的に知られる浮世絵師。
それまで全身でかかれていた美人画を、
バストアップで描くという構図を確立した。
作品の対象になったのは遊女、花魁等が多い。
(ウィキペディアより)
『あめ細工』

入り口付近にあめ細工職人の出店があった。
職人が目の前で飴を作ってくれる。
匠の技を目の前で見ることができるとは!!
・・・ん?
看板に何かかいてある。

流石かなまら祭りだ。
作ってくれるのはこの二つだけらしい。
『授かり飴』

子宝に恵まれる飴。
形はもちろんかなまら様。
カラフルなのもあるよ!!
『扇』

これから暑くなってくる季節にも、
この扇があればいつでも涼しい風が!!
風はおくれるが気分はよくないだろ!!
あまりにも凶悪な形なので注意。
他にもいたる所に、
かなまら様のトレードマークがおいてある。



手加減一切無し!!
こんな若宮八幡宮ですが、
隣は小学校で避難場所にも指定されています。

ちゃんと役にたってるね!!
すごいぜかなまら様!
しかしこんなかなまら祭ですが、
伊達や酔狂で祭っているわけじゃないんですよ!
江戸時代に川崎宿の飯盛女達が願掛け(性病除け)を行ったことに端を発し、
商売繁盛・子孫繁栄(子授け)・安産・縁結び・夫婦和合
の御利益があるといわれる。
飯盛女というのはようするに遊女で、
法の取り締まりの目をごまかすためにこの名前になったそうな。
わかりやすく言うと、
「お前達!何かエロい事やってるな!」
「いや違うッスよ。御飯よそってるだけですって!」
という逃げ手段らしい。
さらにエイズが蔓延するようになってからはエイズ除けの祭として
国際的に知られるようになり、
多数の観光客が訪れるようになったそうな。
来ている人々をみていると非常に盛り上がっていて、
とても愛されている祭りでした。
とってもピースフル!!
神輿を見ることができなかったのは残念なので、
来年はちゃんと朝から行こうと思います。
ではぐっばいらぱんげ!!
おまけ。
近くにあった、謎のやきとり屋『パンダ』。

絵心とネーミングセンスは一切無いが、
よく焼き鳥が売れていました。
☆『参考サイト』----------------------------------------------------
『若宮八幡宮』
http://tomuraya.co.jp/wakamiya.htm
『日本列島珍紀行』
http://j-bspot.info/kanagawa01.htm
詳細なかなまら祭のレポートがのってます。
本当に朝からいっていればよかったと思ったw
『かなまら祭りの様子』
かなまら祭07
エリザベス神輿
掛け声は
デッカイマーラッ!! マラッマラッ!!
デッカイマーラッ!! デッカイデッカイッ!!
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Comments
リアルな絵馬がありました。
露茎(ズル剥け)になりますように。
なんて書いてあるものがありました。
思春期の男子でしょうね。
エリザベスの雄雄しい亀頭やカリ高に
憧れを抱いたのでしょうね。
今年も行きます。
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