珍石館に行って来た
Theロック、らぱんげ!!
※2006/10の出来事

キャンプをする為に埼玉の奥まで行ってきました。
キャンプ場で川に石を投げたり、
バーベキューをしたり、
肉を食べたり、
肉を焼いたり、
肉を食べたりしました。
本当に肉しか食ってねぇよッ!!
誰だ、主食『肉』、おかず『肉』って言い出したやつは!?
はい、僕!!
BBQするって言うから張り切りすぎましたぜ・・・。
今ならベジタリアンになれます。
帰り道観光スポットを探しつつ車を走らせていると、
「珍石館 この先右」
という看板が。
珍石・・・珍しい石とは 一体?
看板には
「あのTVで有名な人面石もあるよ!」
と書いてあるが全く知らない。
大体、TVで人面石なんて見た事ねぇ!!
というわけで、
迷うことなく車を右折する一同。
看板の通りに進んで行くと、
道がどんどん細くなっていく。
完全に民家の私道になっているが、
こんな所にあるのだろうか?

あった・・・が、完全に民家。
本当にここなのだろうか?
私が外観を写真におさめている間に、
友人の一人が民家のドアを開けた。
大丈夫だろうか?
「すいませ~ん。」
反応無し。
中には誰もいないのだろうか。
「あら、お客さん!」
となりの民家で洗濯物を干していたお婆さんが
我々に近寄ってきた。
どうやら隣の民家が自宅らしい。
「おじ~ちゃ~ん、お客さん!!」
大声で呼ぶと館長らしき老人が現れた。

すごくいい人そうな夫婦だ。
とりあえず入館チケットを購入。
しかし、どうみても普通のコピー機で量産したものである。
手作りだろうか。
お婆ちゃんがお釣りを間違えそうになりながら、
定規を駆使してチケットをもいでくれた。
この時点でかなり当たりの予感!!
まず我々を迎えてくれた作品は、

『亀の石』!!
館長は浦島太郎石だといって、
かなりお気に入りの様子だ。
乗るようにすすめてくれたので
代表としてSANGO氏がまたがる。
「だめだめ!
これ持ってのらなきゃ!!」
いきなりダメだし。
館長は、釣り竿と玉手箱をSANGO氏に手渡した。
かなり本格思考の館長だ。
フル装備のSANGO氏を、
残ったみんなで写真に納める謎の撮影会が行われた。
館長は、
「もっと石がみえるようにガニマタで座るんだ!」
等の指示を出し、
ポージングにも余念を許さない。

館長も納得の出来。
館長の説明によると、
この珍石館では約1200点もの人面石があるようだ。

ここで館長御推薦の珍石を紹介する。

『とぼけ石』
TVでも有名な人面石。
この珍石館のマスコット的キャラクター。
私は見たことないのだが、
『中井正広のブラックバラエティ』に登場しているタンジェント君。
このレプリカの置物を入り口で販売している。
館長と『とぼけ石』との出会いを、
30分にわたって語ってくれた。

『狛犬石』
犬系動物特有の顔みたいな石。
こうして壁に飾れば魔よけになるかも!!

『髑髏石』
人の頭蓋骨の様な髑髏石。
自然にこんな形になるのは確かに珍しい。
これは石素人の私的にもわかりやすくて、
かなり良い感じではなかろうか?

『女性の横顔』
農家の女性の横顔のような石。
ほっかむりをかぶせる事により、
より分かりやすくなっている。
なお、この手ぬぐいの下には
化石が埋まっている!
館長いわく
「化石よりも顔に見える方が重要。」
との事だ。

『珍石』
その名の通り男性器に酷似した石。
これは人面石ではなくその名の通り珍石の部類だろう。
なおこの展示品は戸棚にしまってあり、
子供は拝見する事は出来ないようだ。
この石に関して説明する時、
館長は非常にうれしそうだった。

『満木』
珍石と対をなす珍しい形の木。
もはや珍石館では無く秘宝館の展示品。
珍石と同様に子供は拝見する事は出来ない。
館長が、
「いつかこんな具合がよさそうなのに、
相手してもらいたいもんだ。」
と言いながら触ったり、
珍石を組み合わせたりしていた。
どうやらまだまだお若いようだ。
この珍石館にならんでいる石は、
館長が河原の採掘権を買って石を集めるそうだ。
スゲェ!!
てっきり勝手にとってきちゃってると思ってましたよ!!
価値のある石が出てきても、
揉めないようにそうしているらしい。
そう言って館長は金の入った石をみせてくれた、

たしかにキラキラ光っている!!
スゴイ!!
キャンプで行った河原にも金が入った石があったかも!
しかしこんなに一杯人面石に囲まれているというのは、
かなり不気味だ。
いっそのこと本人に聞いてみよう。
「スゴイコレクションですねぇ!!
それにしても顔の石がこんなにあって、
何か・・・不吉では無いのですか?」
「人類の歴史は100万年。
石はその遙か昔にいる大先輩!!
だから幽霊とか呪いとかは大丈夫!!
なんたって
人類よりも前からあるんだからね!!」
超ポジティブだ。
その後も様々な石を一つ一つ説明してくれた。
「地球は火の玉!!」
「元をたどれば全部石!!」
名言をバンバン言いながら、
館長のテンションがどんどん上がっていく。
それにしても・・・
館長想像力豊か過ぎだろ!!

点が3つあったらなんでも顔だろ!!
この人なんでこんなに石が好きなんだよ!!
説明を延々と聞いていたら、
気がついたら私以外全員が珍石館の外でタバコを吸っていた。
その後マンツーマンで石についてたっぷり講義を受けた後、
私も珍石館をあとにした。
館長は外まで見送ってくれた。
私が外でタバコを吸っていると、
館長が外に飾ってある
盆栽のように展示してある石をチェックしていた。
館長は展示品の一つを手にして不思議そうな顔している。
「この石・・・俺の石じゃねぇなぁ。」
お前のじゃないのかよ!!
この人自分の石は全部覚えているのか!?
しかし、なかなか良さそうな石だ。
「ここの石じゃないんですか。
きっとファンから館長に対してプレゼントですよ。」
「へ・・・この程度の石じゃまだまだだな。
きっとうちのコレクションを見て、
自分の石じゃ太刀打ち出来ないと思って
置いてったんだな。」
基準がさっぱりわからねぇ!!
コレクター魂溢れる館長!!
あんたスゲェよ!!
ではぐっばいらぱんげ!!
☆『参考サイト』-------------------------------------------------
『秩父珍石館』
http://www.din.or.jp/~chinseki/
『動物園・B級スポット荒川HP 秩父珍石館』
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn011/tititinn/tititinn.html
※2006/10の出来事

キャンプをする為に埼玉の奥まで行ってきました。
キャンプ場で川に石を投げたり、
バーベキューをしたり、
肉を食べたり、
肉を焼いたり、
肉を食べたりしました。
本当に肉しか食ってねぇよッ!!
誰だ、主食『肉』、おかず『肉』って言い出したやつは!?
はい、僕!!
BBQするって言うから張り切りすぎましたぜ・・・。
今ならベジタリアンになれます。
帰り道観光スポットを探しつつ車を走らせていると、
「珍石館 この先右」
という看板が。
珍石・・・珍しい石とは 一体?
看板には
「あのTVで有名な人面石もあるよ!」
と書いてあるが全く知らない。
大体、TVで人面石なんて見た事ねぇ!!
というわけで、
迷うことなく車を右折する一同。
看板の通りに進んで行くと、
道がどんどん細くなっていく。
完全に民家の私道になっているが、
こんな所にあるのだろうか?

あった・・・が、完全に民家。
本当にここなのだろうか?
私が外観を写真におさめている間に、
友人の一人が民家のドアを開けた。
大丈夫だろうか?
「すいませ~ん。」
反応無し。
中には誰もいないのだろうか。
「あら、お客さん!」
となりの民家で洗濯物を干していたお婆さんが
我々に近寄ってきた。
どうやら隣の民家が自宅らしい。
「おじ~ちゃ~ん、お客さん!!」
大声で呼ぶと館長らしき老人が現れた。

すごくいい人そうな夫婦だ。
とりあえず入館チケットを購入。
しかし、どうみても普通のコピー機で量産したものである。
手作りだろうか。
お婆ちゃんがお釣りを間違えそうになりながら、
定規を駆使してチケットをもいでくれた。
この時点でかなり当たりの予感!!
まず我々を迎えてくれた作品は、

『亀の石』!!
館長は浦島太郎石だといって、
かなりお気に入りの様子だ。
乗るようにすすめてくれたので
代表としてSANGO氏がまたがる。
「だめだめ!
これ持ってのらなきゃ!!」
いきなりダメだし。
館長は、釣り竿と玉手箱をSANGO氏に手渡した。
かなり本格思考の館長だ。
フル装備のSANGO氏を、
残ったみんなで写真に納める謎の撮影会が行われた。
館長は、
「もっと石がみえるようにガニマタで座るんだ!」
等の指示を出し、
ポージングにも余念を許さない。

館長も納得の出来。
館長の説明によると、
この珍石館では約1200点もの人面石があるようだ。

ここで館長御推薦の珍石を紹介する。

『とぼけ石』
TVでも有名な人面石。
この珍石館のマスコット的キャラクター。
私は見たことないのだが、
『中井正広のブラックバラエティ』に登場しているタンジェント君。
このレプリカの置物を入り口で販売している。
館長と『とぼけ石』との出会いを、
30分にわたって語ってくれた。

『狛犬石』
犬系動物特有の顔みたいな石。
こうして壁に飾れば魔よけになるかも!!

『髑髏石』
人の頭蓋骨の様な髑髏石。
自然にこんな形になるのは確かに珍しい。
これは石素人の私的にもわかりやすくて、
かなり良い感じではなかろうか?

『女性の横顔』
農家の女性の横顔のような石。
ほっかむりをかぶせる事により、
より分かりやすくなっている。
なお、この手ぬぐいの下には
化石が埋まっている!
館長いわく
「化石よりも顔に見える方が重要。」
との事だ。

『珍石』
その名の通り男性器に酷似した石。
これは人面石ではなくその名の通り珍石の部類だろう。
なおこの展示品は戸棚にしまってあり、
子供は拝見する事は出来ないようだ。
この石に関して説明する時、
館長は非常にうれしそうだった。

『満木』
珍石と対をなす珍しい形の木。
もはや珍石館では無く秘宝館の展示品。
珍石と同様に子供は拝見する事は出来ない。
館長が、
「いつかこんな具合がよさそうなのに、
相手してもらいたいもんだ。」
と言いながら触ったり、
珍石を組み合わせたりしていた。
どうやらまだまだお若いようだ。
この珍石館にならんでいる石は、
館長が河原の採掘権を買って石を集めるそうだ。
スゲェ!!
てっきり勝手にとってきちゃってると思ってましたよ!!
価値のある石が出てきても、
揉めないようにそうしているらしい。
そう言って館長は金の入った石をみせてくれた、

たしかにキラキラ光っている!!
スゴイ!!
キャンプで行った河原にも金が入った石があったかも!
しかしこんなに一杯人面石に囲まれているというのは、
かなり不気味だ。
いっそのこと本人に聞いてみよう。
「スゴイコレクションですねぇ!!
それにしても顔の石がこんなにあって、
何か・・・不吉では無いのですか?」
「人類の歴史は100万年。
石はその遙か昔にいる大先輩!!
だから幽霊とか呪いとかは大丈夫!!
なんたって
人類よりも前からあるんだからね!!」
超ポジティブだ。
その後も様々な石を一つ一つ説明してくれた。
「地球は火の玉!!」
「元をたどれば全部石!!」
名言をバンバン言いながら、
館長のテンションがどんどん上がっていく。
それにしても・・・
館長想像力豊か過ぎだろ!!

点が3つあったらなんでも顔だろ!!
この人なんでこんなに石が好きなんだよ!!
説明を延々と聞いていたら、
気がついたら私以外全員が珍石館の外でタバコを吸っていた。
その後マンツーマンで石についてたっぷり講義を受けた後、
私も珍石館をあとにした。
館長は外まで見送ってくれた。
私が外でタバコを吸っていると、
館長が外に飾ってある
盆栽のように展示してある石をチェックしていた。
館長は展示品の一つを手にして不思議そうな顔している。
「この石・・・俺の石じゃねぇなぁ。」
お前のじゃないのかよ!!
この人自分の石は全部覚えているのか!?
しかし、なかなか良さそうな石だ。
「ここの石じゃないんですか。
きっとファンから館長に対してプレゼントですよ。」
「へ・・・この程度の石じゃまだまだだな。
きっとうちのコレクションを見て、
自分の石じゃ太刀打ち出来ないと思って
置いてったんだな。」
基準がさっぱりわからねぇ!!
コレクター魂溢れる館長!!
あんたスゲェよ!!
ではぐっばいらぱんげ!!
☆『参考サイト』-------------------------------------------------
『秩父珍石館』
http://www.din.or.jp/~chinseki/
『動物園・B級スポット荒川HP 秩父珍石館』
http://www.arakawas.sakura.ne.jp/backn011/tititinn/tititinn.html
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Comments
なかなか楽しいところに行ってきたね!
館長のキャラクターがすげーいい!!
かんちょう、わかいね・・・
ちょいと恥ずかしい・・・・(ぽっ
この人下ネタ大好きなんですよ!!
他にも色々この手のコレクションがあったんですが、
本当に嬉しそうに話すんですよね。
良いキャラしてます!w
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